ドルインデックス-2023/11/11 来週の分析 日足-ドルインデックスの日足です
※今週は週足の分析はありません
〇今週の動き
先週末の雇用統計でネックラインを抜けて、下げていくかと思いましたが、
そこから反転してきており、戻りを試す展開になりました。
ポイントとなっていたネックライン105.50付近を超えてきていることや、
8日・9日をそこがサポートとなっている点を考えると下落していく展開とはなりませんでした。
〇来週の動き
前回の投稿で記載していましたが、ネックラインを日足で超えて引けてきた場合、ボックス圏内に戻ることを予想していましたが、少なくても14日のCPIまでは大きな動きにはならなさそうであり、結果次第で再度下を試す展開になるかどうかを見ていく必要があります。
仮に105.50より下で引けてくる場合、ボリンジャーバンドが下方向へエクスパンションしていくると思われるので、そうなると下方向に行くやすくなりそうです。
一方上方向ですが、サプライズ的な強い結果にならないと上方向には行きにくいのかなと考えていますので、その場合は、ボックス圏の動きを意識したいと考えています。
〇総括
とりあえずですが、14日のCPIの結果を見てみる必要がありそうです。
ファンダメンタル分析
米金利は天井付けたか ドル円は依然として堅調チャートは日足です。
先週のFOMC、雇用統計の結果を受けて来年5月のFOMCでの利下げ予想が50%を上回りました。
市場が利下げを急激に織り込んできたので先週末ドルは急落となりました。
今週に入ってその流れは継続するのかと思いきや一転。ドル高となっています。
一時的な戻りなのかまだ方向性としては中長期的にはドル売り目線ですが、日米金利差を見るとやはり過去を振り返ればまだまだ高い水準の為、売られてもすぐに買い戻される相場なのかなと改めて感じました。
じわじわと時間をかけて上昇し、下がるのは一瞬といった動きが今後も続くのかなと思っている次第です。
ただ米金利で言えば利上げ局面は終了し、いつまで高金利を維持するのか、利下げはいつなのかに市場は注目しているので、高値は更新しないのではと考えています。
最近の米金利上昇はアメリカの景気の強さも反映されており、第三四半期のGDPは4.9%とかなり強い数字でした。
第4四半期のGDPはGDPNOWによると最新の推定値は2.1%で、少し落ち着いてくると思われます。そこも踏まえると金利も徐々に落ち着いていくのではないかと考えています。
ドルインデックス-2023/11/5 来週の分析 日足-ドルインデックスの日足です
※週足については関連アイデアにリンクがあります
〇今週の動き
横ばいの動きから、トリプルトップ的な感じで落ちてきましたね。
ネックラインとなった箇所も大陰線で抜いてきていますので、
流れは下に傾きやすいと思います。
〇来週の動き
下方向で考えていますが、多少は戻りがあると考えています。
戻りの目安ですが、ポイントになりそうなのが105.40付近。ここは日足のボリンジャーバンドの-2σとトリプルトップのネックライン付近となっていますので、ここで上値が重くなるかがポイントになりそう。
ここを超えてきて、日足が引けてくると、ボックス圏内に戻る可能性を考えておきたいです。
下方向ですが、105のキリ番ですが、ここはあまり意識されない可能性がありそうで、その下の104.70付近が一つのポイントになりそうです。仮にここを割り込むと104.50付近、そして104.10付近がポイントになりそうです。
〇総括
週足でもふれましたが、ファンダメンタルズ的にも下方向に行きやすいと考えています。
週明けに戻りが多少はあると期待していますので、そこから戻り売りを狙いたいですね。
USDJPY日本時間の11月2日の深夜にFOMCが開催されました。結果は据え置きとなり、追加利上げの見送りは9月のFOMCに続いて2回連続となり、これは2022年3月に始まった今回の利上げ局面では初めてのことです。利上げが最終局面にあるとの金融市場の見方は一段と強まる結果となりました。パウエル議長は引き締め局面が終了した可能性も認めている一方で、声明文では「委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」との文言を維持し、追加利上げの選択肢を残す形となりました。アメリカは利上げの最終局面に差し掛かっており、日銀はこれから引き締めを行う予定ではあるものの、今回の日銀会合で緩和を維持する姿勢が示されたことから円金利の大幅な上昇は当面見込みにくいとして、金利差拡大見通しから円売りが活発化しました。
円安により輸入物価が高騰し、国民の生活が圧迫されていることは事実としてありますが、日本は輸出大国であるため、経済の成長を考えるのであれば円安は悪ではなく、むしろ善であり、植田総裁の判断は正しいでしょう。円安進行のスピードを抑える程度の介入はあってもいいと思いますが、去年のような劇的な円高に振れるような大規模な介入は?でしょう。ドル高が進行するようであれば、今後も小規模な介入を細目に行うか、もしくは3円~4円規模動くような中規模的な介入を行ってドル高進行スピードを抑制するのではないでしょうか。こうした状況を鑑みると、中東情勢の悪化によるアメリカ産原油需要の拡大も相まって当面の間はドル高が維持される見込みであるため、まだ押し目買いが有効的だと考えています。
神田財務長官も「介入はスタンバイ状態である」と述べていることから、150.20~151.45もしくは152.05~153.25を超えてくると介入を行ってくる可能性があるので、これらのゾーンを超えて積極的に買いで追いかけていくのは危険なように見えます。介入が行われずに上昇した場合は155~156.95が次のターゲットとなってきそうで、155円近辺ではさすがに政治的圧力によって介入が入ってくるのではないかと見ています。とりあえずは5波が既に終了している可能性もあり、上昇できたとしてもオーバーシュートする形で152.05~153.25までの上昇が目途だと見ています。ダイアゴナルのE波形成で5波目が終了した可能性もありその後の調整が入ってもおかしくなさそうなので、チャネルライン中央付近と147.95~148.95に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討、売りを検討するのであれば152.05~153.25に引き付けて上値が重いようであれば、というシナリオを想定です。
ポンド円 三尊のトレンド転換ではなく上昇トレンド継続の可能性が視野にチャートは4時間足です。
ポンド円は4時間足の大きな三尊形成として見てきたのですが、上昇トレンドの見方もできるなと言うことで平行チャネルを引くと案外ぴったり。
極論、今年の高値を抜ける可能性もやんわりと持ち始めました。
理由としては日銀の緩和措置が解除されないことと、アメリカの利下げが始まらないことです。
アメリカに関しては利上げは終わりだけど高く長くと言うことで、ドル高トレンドは長期的にはもう続かないと予想しているので、ポンドドルで言えばやや上方向で見ております。
ドル円は為替介入もあるでしょうが、円を買う理由が出てこないと為替介入が入ったところで下落トレンドに転換するとも考えにくいのが現段階かなと言う所感です。
あくまで上昇トレンドという見方もできるという言葉に留めるのみで、方向感を完全に上と見ているというわけでもないです。
あまり下だけ見てると良くないと思ったので書いてみました。
ドルインデックス 長期的にドル安かチャートは4時間足です。
今夜27時にFOMCの発表があります。
足元のアメリカ経済は力強く利下げを意識する材料は少ないことから、前回と変わらずタカ派な姿勢を維持すると見ています。
ただ金利政策の変更は無いとの予想が多く、今後の利上げがあるのかについては、必要があれば行動するといった文言に変更はなさそうと見ています。
米10年債金利が上昇していることもあり、利上げを行わなくても引き締められる環境下でもあることから、今後の利上げは無いと個人的に予想しております。
最後に利上げを行ったのは今年の6月ですが、既に金融引き締めの出口にいるという織り込みが今後されていくとすればドルは長期的に買いでは無いのかなと考えている次第です。
テクニカル的に見ると緑で引いた下降平行チャネルの推移と見ています。
フィボナッチの23.6%のライン付近が現在平行チャネルの上限と重なります。
ここは反発ポイントとしてドル安方向を一旦メインシナリオとして見ています。
逆にここを上抜けると107.35ドル付近の前回高値を目指していく展開が見えてくるので、そうなればシナリオから少し外れる形にはなります。
金価格の上昇要因
連邦準備制度理事会(FRB)は2022年3月16日から政策金利を引き上げはじめました。
FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利のフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き上げ、0.25~0.50%とすることを決定。これは、2020年3月に新型コロナウイルス感染症の拡大を抑制するために実施したゼロ金利政策から、約2年ぶりの利上げとなりました。
その後、FRBは2022年5月、6月、7月、9月、11月、12月のFOMCで、それぞれ0.25%の利上げを実施しました。これにより、2023年10月31日現在、政策金利は5.25~5.50%と、2001年以来22年ぶりの高水準となっています。
FRBが政策金利を引き上げる理由は、高インフレを抑制するためです。米国では、2022年5月に消費者物価指数(CPI)が前年同月比8.6%上昇し、1981年12月以来の高水準となりました。FRBは、政策金利を引き上げることで、経済活動を鈍化させ、インフレを抑制しようとしています。
FRBが政策金利を引き上げはじめた頃から中央銀行が米国債をリザーブとして保有する比率を下げています。特に、中国は米国債券の保有率を一気に下げました。それと同時に、中国はリザーブとして金の保有率を高めています。ロシアがウクライナに侵攻したのはちょうどその頃です。そして、中国をはじめとする多くの国がアメリカや欧州諸国が提唱するロシアに対する経済制裁には賛同せず、ドル離れが話題になりました。金は安全資産と言われ、金価格がこの頃、上昇し、マーケットではドル離れが話題となりました。
10月、ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃で、金融市場に激震が走りました。安全資産である金が再び買われました。そのため、多くは地政学リスクの高まりが金価格を押し上げている要因であるとされています。安全資産の金がが買われたとは言え、地政学リスクが主要因であれば、金価格の上昇は一時的な質への回避に過ぎないはずです。
過去のデータから米国債券市場のボラティリティが高まると金価格は上昇しています。中国が米債保有率を下げたのは債券市場のボラティリティ(MOVE指数)が上昇すると判断していたからとみるべきでしょう。
米国債券市場が落ち着きを取り戻すと金価格の上昇が一旦、終焉を迎えると思われます。金と米国債は一見、無関係のようですが、実はかなり密接な関係にあるようです。
BTCUSDファンドのポジション動向分ですが、先週は33943ドルで大口ロング+1039枚、ショート-102枚、小口はロング+13枚、ショート-514枚となっており、ショートのロスカットを行い、ロングを大幅に増加させているため買いに対して強気に転じている様子。大口のロング平均が28799ドル、ショート平均が27956ドル、小口のロング平均が28585ドル、ショート平均が27579ドル。大口はロングを大幅に増加させていますが、過去と比べるとロングが積み上がりすぎの水準でショートはほぼなくなっているのでロスカットを行った様子。大口はショートをほとんど保有していないので、ショートの平均建値まできても買い戻しの効果はあまりないでしょう。
小口はロング若干増加、ショート大幅に減少となっており、小口はまだ買いに対してそこまで強気にはなっていない。ショートはまだ結構保有しているので、小口ショート平均建値まで下落してくると買い戻しが起こりサポートが入りやすい。ETHの大口はロングやや増加、ショート減少ですがショートはまだそれなりに積まれたままなので下落すればショートの買い戻しによりサポートが入りやすいのでは。
乖離指標をみると戦争による有事のビットコイン買いが意識されているため強気の売りとは言えないものの、買われすぎ感はあるので高値掴みには注意で買いを検討するのであれば、ある程度の調整を待ってからということになります。
テクニカル的に見ると、現在はエリオット1,2,3波目形成中に見えるため、このまま3波が続くか、それともここから4波調整となってもう一段上昇する可能性があり、その場合のターゲットは36220~37675ドルとなりそうです。33943ドルでは大口ファンドが大量にロングを積んでいるので、ここより上を維持している間はファンド勢も強気を維持しやすく、逆にここを下抜けるとレジスタンスに。
現状は、33125~34010ドルでの買いの検討もありですが、買われすぎ感が出ているため、30840~32140ドルくらいまで引き付けたほうが無難かもしれません。
ビットコインは比較的新しい通貨であり戦争にどれだけ影響を受けるのか不明確な部分があるものの、金利の高止まりや様々な指標に対して買われすぎ感が出ていることから現段階では36220~37675ドルより上を積極的に追いかけていくことに対してはまだ強気にはなれません。ここを上抜けたとしても恐らく今年は39180~41470ドルが限界ではないかと考えています。
【FXで馬】ナスダック100指数を考える今年の夏7月につけた天井15600台から急落を開始していたが、1カ月後にはまさかの下げるスピードよりも速くほとんどを戻す強さとなった。しかも9月~10月も同じような事が起こり驚かされましたが、10日ほど前から再び下落を開始し、なんとその下げ幅は今年最大級となっています。最終的にこの3カ月で日足でも高値も安値もしっかり切り下げとなり激し推移の中もしっかり下落トレンドを継続させています。直近のサポートラインも抜けフィボナッチエクステンションでも段階的に抜け下はスカスカです。このままさらに暴落を加速させてしまうのか!?短期的に米株を売って米長期債・短期債を買ってるだけなのか!?注目である!
USDJPY円のファンドのポジション動向ですが、先週は149.30近辺で小口とアセマネはロング減少、ショート増加、大口とレバレッジファンドはロングもショートも減少。小口とアセマネは円ショートを増加させているということはドルロングを行っているということなので、149.30近辺まで下落してくると一部ファンドの買い意識が高まりそうなため、一旦はサポートになる可能性がありそうです。ネットポジションでは、小口はネットショート拡大、大口もネットショート拡大、レバファンドはネットショートが若干縮小しているものの先週からほぼ変化なし、アセマネはネットショート拡大。また、レバファンドのスプレッドは拡大でここ数か月は比較的高い水準となっていることから反落への警戒心は持ち続けているように見えます。ほとんどのファンドが先週比ではネットショート拡大となっており、特に大口はネットショートに偏りすぎの状態が続いているようです。
日銀は去年のような大規模な介入を行ってしまうとアメリカの利上げ打ち止めの可能性も相まって劇的な円高に振れてしまい日本経済の成長をとめてしまう可能性があるため中小規模の介入にとどめてドル円の上昇を緩やかにしていくということを考えると基本的には押し目買いをメインに考えたいです。
エリオットの5波目の副次波動が現在何波目を形成中かということを考えると、一つ目に考えられるのが、1,2,3,4,5といった形で現在5波目を形成中のパターンで、こうなればそろそろピークをうって下落に転じる可能性があるので注意が必要です。もう一つ考えられるのが、1,2,3という形で現在は3波目形成中のパターンです。こうなると次に4波目の調整が入り、5波目を形成しに、もう一度高値をトライしにいくような動きが想定されます。いずれにせよ、そろそろある程度の調整はくる可能性が高いので下に引き付けて買いを検討しており147.35~148.50もしくは145.75~146.85に引き付けて下値が固いようであればというイメージです。来週はFOMCがあるので,その内容次第では大きく動く可能性もありますが、ここまで大きく動かない可能性もあるので、短期的には149~149.45もしくは149.80~150.30に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討するのが無難そうです。
USDJPYJPYのファンドのポジション動向を分析すると先週は149.80で小口とアセマネはロング減少、ショート増加、大口とレバファンドはロングもショートも減少。ネットポジションは小口、大口、レバファンドはネットショート拡大、アセマネは若干ネットショート縮小。これまでは取組高が30万枚を超えると、そこがピークとなって取組高が減少して、ドル円もピークを打って反落していることを踏まえると、日銀も10月3日に行った小規模なステルス介入を根強く続けて、徐々にドル円のピーク感を醸成していき、過度な円安にならないようにボラティリティーも抑えていくのではないでしょうか。神田財務長官は「為替相場が激しく下落した場合」と述べているので、激しい円安にならないことを目的としており、他方で去年の介入後に起こった過度な円高にも振れないようにしてくるはずです。 149.9149.90~150.50もしくは151.05~151.85を超えてくると日銀は再び小規模な資金でステルス介入をおこなっつてくる可能性があるので注意が必要だと見ています。
買を検討する場合、エンベロープの4時間足20SMAの±0.5%乖離地点がレジサポになる傾向があるので、できれば148.65~149.05に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討するのが良さそうです。リスクは少し高めになりそうですが、調整が浅い場合は149.30~149.60までの調整となりそうなので、ここでの短期買いの検討も視野に入れてもよさそうです。 いずれにせよ上値を抑えられたポイントから110~150pipsの調整を目安に買いを検討、大きく下落した場合は300~320pipsの調整を目安に買いを検討したい。