どの期間の移動平均線を拠り所にトレード判断を行うべきか? 今フィットしている移動平均線を探そう!移動平均線による平均値を目安に取引を行うトレーダーは多いことと思います。
割安、割高を判断したり、トレンドを把握するために移動平均線を用いるわけですが、メジャーな使い方としては、
移動平均線の上に価格がある場合(上に価格があり、移動平均線で跳ね返される場合)は買い、というもの。
では基準とする移動平均線の期間はどれが適正なのでしょうか。
短すぎる移動平均線を選択すると、価格が頻繁に上下に跨ぐため、コロコロポジションをひっくり返す必要が出てきて面倒です。
反対に長すぎる移動平均線を選んでしまうと、基準のラインまで滅多に価格が寄り付いてきてくれません。
ほどほどに価格が維持し、かつ乖離しすぎない期間の移動平均線を選ぶことが重要になってきます。
そのような移動平均線は、銘柄や時期により変化するため、最近の傾向を掴み選択する必要があります。
ビットコインが現在上昇していますが、どの期間の移動平均線が最もフィットしているように見えますか?
コミュニティのアイデア
中間波動での考え方(8058)三菱商事 日足チャート
相場はトレンド相場と中間波動が混在して成り立っています。
(中間波動とは今までのトレンドが終わった状態のことです)
そして、中間波動の局面はトレードが難しくなる局面でもあります。
今まで、分かりやすいトレンド相場だったものが、高値を更新しなくなり、また、安値も更新しないために横這いの動きになってきました。
こうなってくると、長期でトレンドを獲るという考え方から、短期で値幅を獲るという考え方にシフトするか、そもそも、トレードを休むかという選択肢も出てきます。
そして、ここからトレンドが出てくれば、トレードを再開し、また、短期で狙っていたものを長期狙いに変更していきます。
では、どうなれば、トレンドが出てくるのでしょうか?
水平線を2本引いています。
この水平線を上下どちらかに抜けてくればトレンドが発生します。
上に抜ければ買い、下に抜ければ売りで対応していきます。
どちらに抜けてくるかはわかりませんが、下値が切り上がっていますので、下値切り上げの動きが続けば上抜けてきます。
ということは、2本の水平線と1本のトレンドラインをどうブレイクするかどうかに注目すれば、次の展開を予測しやすくなるということですね。
丁寧に見ていきましょう!
「三種の神器」は完成してるけど?
「三種の神器」は完成してるのに?
「三種の神器」考察
V字反転・EMAクロス・ネックブレイク 神器完成
これでエントリーの条件は揃ってる(マイルール)。がしかし、長期ZigZagも、V字反転ができている。
ここから、上昇か?下降か?は、ラス押し安値をブレイクしているか、実体で抜けているかが重要か?
ネックブレイでエントリーして良いのか?ラス押しブレイクを待つべきか?はたまた、ネックブレイクで
価格が、クロスした20EMA(黄色、下降の場合)より下なら入っていいのか?この疑問は調整域を攻略する
うえで知っておく必要がある。一番安全なのは、ラス押しを実体で抜けるまで待つ。
これはいわゆる、エリオット波動の3波目に当たるのではないかと思う。
下図の例は、調整域になると思うので本来あまり手を出さない方が良い場面と思う。けど、もし下降の
継続ならと思うと、少しでも早くエントリーしたい気持ちも拭えない。実に悩ましい局面である。
皆さんはどう考えますか、コメントで聞かせてもらえると嬉しいです。
一流のトレードプランを構築する方法みなさん、こんにちは!👋
今回は、いくつかの簡単なステップで、無敵のトレードプランを構築する方法について見ていきたいと思います。
成功しているトレーダーはトレードを見極める為に様々な「変数」を使用しますが、優れたトレードプランであれば全てその中核となる意思決定プロセスはほとんど変わりません。そこで今回は、あなた自身のトレードプランに欠かすことのできない、いくつかの重要なポイントについて解説していきます。それでは始めましょう 👇
資産の選択 🏦🏦
優れたトレードプランに必要なのは、取引する資産をどのように選ぶかを定義することです。先物やFXトレーダーは、取引可能なシンボルの種類が少ないので、これは比較的簡単なプロセスです。しかし、株式や暗号資産を扱うトレーダーにとって、取引可能なシンボルの種類は膨大です。最大のチャンスと最高のリスクリワードをもたらすのはどのシンボルか、どうすれば分かるのでしょうか?取引する機会を見つけるために明確な基準を持つことは、戦略の期待値を最大化する上で絶対に必要となります。
例えば株式のデイトレーダーなら、出来高/株式数がX以上で、一晩で4%以上ギャップアップする銘柄を探すかもしれません。あるいは暗号資産のスイングトレーダーなら、流動性の高い暗号通貨の中から、売られ過ぎや買われ過ぎの状態から平均へと回帰する機会がありそうな銘柄を探すかもしれません。
しかし、どのような資産であっても、トレーダーにとって必ず注目すべき重要なポイントが2つあります:
ボラティリティ ✅
流動性 ✅
流動性が不十分な資産では、長期に渡ってポジションを拡大したり、大きなポジションを閉じることが困難になります。
ボラティリティが不十分な資産は、取引レンジが小さいため、そこから十分なリターンを生み出すことが難しくなります。オプション取引には、低いボラティリティから利益を得ようとする戦略もあるため必ずしもそうとは限りませんが、スポット取引にはボラティリティが絶対不可欠です。
実行ロジック 🧠🧠
取引したい資産を決めたら、次のステップは実際に何が取引チャンスになるかを定義することです。ほぼすべての資産が毎日動いています。最高のリスクリワードをもたらす「セットアップ」を自分で定義することができますか?
最高のトレードプランにはデシジョンツリーのようなロジックがあるため、トレーダーはそのプロセスについてその場で難しく考える必要はありません。難しい決断はすべて、そうなる瞬間より前に下されているのです。
このデシジョンツリーは無限に複雑なものになり得ますが、自分が安心できる実行ロジックを作っておけば、あとはそれに沿って時間をかけて改良していけばいいのです。
意思決定ロジックを作成する際に、考慮すべき重要な要素が2つあります:
方向性 ✅
実行条件 ✅
トレーダーの中には買いと売りのどちらの方向でのトレードでも抵抗がない人もいますが、多くのトレーダーは、トレードの条件を単純化しやすいため、どちらか一方向でのみ取引を行うほうが抵抗がないようです。このため、ほとんどのファンドやトレーダーは、まずはその「見方」を検討することになります。
例えば、「その資産が20日移動平均より上にあるときだけ、買いを検討する。」
あるいは、
「ISMのPMIが50を超えたら、株は買いだけを考える。」といったようにです。
そして、トレードの方向が決まったら(両方でも構いません!)、実際にトレードする時としない時を「正確に」把握することが必要になってきます。
例えば、「トレンドが出ている資産でロングエントリーする場合、30日間の高値でのみ買うことにして、30日間の安値にストップを設定する。」というようにです。
方向性と実行条件の両方を把握することで、何がトレードの機会で、何がただの頭の中にしか存在しないパターンなのかを明確にすることができます。またリスクをコントロールして、状況が悪くなったとしてもそこを脱出する鍵にもなります。
資金管理 💵💵
取引する資産を見つけて質の高い計画に従ってトレードしたとしても、1回のトレードでサイズを大きくし過ぎて全てを失ってしまっては意味がありません。こうしたことから、最高のトレードプランでは、最悪のシナリオを立てて、リスクとドローダウンを考慮しています。
リスクコントロールの一般的な戦略は、テーマによる制限、セクターによる制限などを利用した取引のサイジング(例えば、一度のトレードで負うリスクは自己資本の1~5%だけにする)を軸にしたものです。 リスクとは入るときに決めることであり、出口で決めることではないのです。
トレードを行う際には、自分がどのようなリスクを負っているのか、そしてそれが自分の包括的なポジション管理戦略にどのようにあてはまるのかを正確に把握しましょう。 こちらの記事 でその詳細をご覧いただけます。
以上です!マーケットが繰り出すパンチにも揺るがない、確固たるトレードプランを構築する3つの簡単なステップでした。
さて、ためらっている場合ではありません!さっそく始めましょう 😉
-チーム・トレーディングビュー ❤️
こんな感じでやってます。
最近はこんな感じでやってます。
監視足と執行足は、どちらも1時間足。1時間足で横レンジが続き短期ZigZagの反転パターン
が分かりにくい時は4時間足で実行しています。エントリーと決済も同じ時間足です。
監視は短期ZigZagのV字反転パターンを見てます。
このパターンが出たら、EMAクロス、ネックブレイクでエントリー。
決済は、短期ZigZagnのV字反転パターンを確認したらEMAクロスで決済。
出来るだけネックブレイクでエントリーしています。何故なら、短期ZigZagのネックブレイクは
長期ZigZagの大きな一波の終焉を意味するからです。要するに、天底を狙ってるわけです。
天底を狙う理由は、私は押し目買い、戻り売りが苦手だからです。だから、必然的に天底で入り
天底で出ていく、ということになりました。図らずもこの事は、楽して大きなpips数を獲得
出来る事になりました。推進波の一波が取れると、比較的短い期間で数百pips取れたりします。
他にこの手法の良いところは、EMAとZigZagを表示するだけで、余計なラインやレジサポを
考える必要がない事です。
気にかけるのは、エントリーの短期ZigZagのV字反転パターン,EMAクロス、ネックブレイク。
決済時のEMAクロスくらいです。
この手法でもう一つ大事なのが、天底までポジションを保持し、EMAクロスで決済出来るかです。
これを成功させるために、20EMAと40EMAがあります。この2つが離れている間は反転はないので
どれだけ押そうが戻そうが、ポジションはキープしています。
他に最近やってる事は、複数の通貨ペアで同時多発的なエントリーです。ロット数は低ロットです。
これは賛否両論あると思いますが、良し悪しはまたの機会に。
今回は、私の日頃のトレードの紹介でした。何かの参考になれば幸いです。
クセが強い銘柄はある(4523)エーザイ 週足
アルツハイマー用の新薬が米国で承認されたことで注目を集めています。
では、チャートはどうなっているでしょう。
高値と安値に2本、トレンドラインを引きました。
すると、見事に高値が切り上げ、安値も切り下げの拡大型のチャートになっています。
こういった銘柄はトレードするには難しいということを理解しましょう。
もちろん、このチャートは週足ですので、日足であればある程度の値幅は狙えますが、大きなトレンドを狙うには難しいチャートです。
では、トレードしやすいチャートと難しいチャートの大きな違いはどこになるのでしょうか。
いくつかの要素がありますが、一つには200本EMAと価格の関係になります。
このチャートは200本EMAを上下に簡単に行き来しています。
これが難しいチャートの特徴です。
200本EMAがきれいに右肩上がり、もしくは右肩下がりになっている銘柄の方がトレードはしやすいというのがあります。
もちろん、これだけではありませんが、銘柄選びの参考にはなります。
200本EMAと価格の関係を様々なチャートで確認してみましょう!
「押し戻りは転換の要、これが分れば勝率100%!」
「押し戻りは転換の要、これが分れば勝率100%!」
図解だけで理解して下さい。
このトレードはFXに時間が取れない方におすすめです。
ラストの押し安値とラストの戻り高値が分かれば、図解の例ではボラにもよりますが2週間で
数百pips取れます。エントリーは数回です。2週間の間に、時々チャートを確認して指値で
ストップロスと売り買いの注文を入れておけば(新たな押し戻りが出たら注文を移動する。)
決済とエントリーは勝手に実行してくれます。
質問があれば遠慮なくコメント下さい。
「エントリーと決済の指示書」
「想定できる獲得pips数」
「EMAで方向感を見る」
天井圏または底値圏は、ブレイク方向を誤らぬようにEMAを活用。
「ZigZagの活用」
ラストの押し戻りがよく分からない方は、ZigZagを使うと分かり易い。ただ、ZigZagでは
チャートの動きを追い切れない場合があるので注意が必要。
トレーディングビューのリプレイ機能とデモトレード機能を使ってみた。トレーダー仲間から練習になるよと教えてもらい、適当に銘柄、リプレイ開始時刻を選んでやってみました。
前半は順張りの売り、後半はエンベロープや安値切り上げを見て転換狙いの買いになりましたが、
やはり順張りの方が伸びてくれるし、反発が少ないので楽ですね。
早回しは時短に助かるのですが、注文が追いつかないので×1くらいが練習には良さそうです。
paper tradingのように、ドラッグして損切り利確設定ができると尚良いですね。
またロットが変更できないのでチャンスで連打することになり、画面が文字だらけになります。
今後のバージョンアップに期待です。
それにしても便利な機能です。
「アイデア投稿(プライベート)活用例」
「アイデア投稿(プライベート)活用例」
アイデア投稿(プライベート)を使って、トレード日誌(記録)を作ってみれば。
トレードチャート、トレード内容(通貨ペア、ロット数、エントリー方向、トレード根拠・・・)など。トレードした時の
様々な思いを、プライベート投稿に残して、定期的にチャート上にまとめてみてはいかが。記録した日時が残るので振り返って
見る時にもとても便利。何を残しても、プライベート投稿は本人以外、誰にも見られることはありませんから、好きな事を
書き込みましょう。記録にアウトプットするだけでも、思考が定着してトレードの向上につながるかも。
是非一度試してみては。
現在使用中のコミュニティで公開されいるインジケーターお気に入りインジケーターを間違って削除してしまうことがあるので
使用しているコミュニティで公開しているインジケーターの名称と特徴を備忘として記載する。
■Dynamic Linear Regression Channels
自動で線形回帰チャネルを描画してくれるインジケーター。
現在の価格帯チャネルの把握やトレンドの切り替わりは同じチャネル(バンド)系であるボリンジャーバンドより的確に示唆してくれると個人的には思う。
「自動的」に描画する故に以下の点に注意が必要。
・短い時間足ではチャネル(再)描画が頻繁に行われるため騙しのような状況が発生しやすい
・トレンドの方向が変わったりチャネルを一気に突き抜けるような値動きが発生した場合、チャネルの描画が間に合わない
・値動きによってチャネルの幅や角度が変わる(再描画される)
■Madrid Moving Average
単純移動平均線(SMA)または指数平滑移動平均線(EMA)を描画し
トレンドの方向を色で示してくれるインジケーター。
デフォルトでは緑色は買い方向、赤色が売り方向となっている。
遅行指標である複数本の移動平均線の交差を売買シグナルとしていては初動を逃しやすい。
このインジケーターは移動平均線の交差よりトレンドの切り替わりを素早く色の変化で確認できる。
ただし、移動平均線の期間を短く設定した際やボラティリティ激しい相場ではだましが多くなる。
ほかにも似たようなインジケーターはあるがこのインジケーターがシンプルかつ有効性が高いように思う。
■RSI Divergence (Pine v4)
TradingView公式のRSIとダイバージェンス・インジケーターを1つのインジケーターで表示できるインジケーター
単純に2つのインジケーターを1つで表示できるため表示インジケーター数の節約になり、効率的。
「改・三種の神器」
「改・三種の神器」
自称「三種の神器」はレートのV字とEMA(移動平均線)の絡み具合でトレンド転換を見極める方法です。
「改・三種の神器」はV字とEMAの振る舞いをより分かりやすく説明したものです。
V字とEMAにはそれぞれ三つの形があります。それは、反転・転換・継続です。この繰り返しで波は
できてます。V字で安値切り上げ(切り下げ)たらすぐ転換。EMAがクロスしたからすぐ転換。
ではありません。その良い例が、レンジです。レンジ中は、反転・クロスを繰り返します。
では、転換は?転換は、V字で反転し、EMAがクロスして、V字のネックをブレイクしたら転換です。
または、ネックをブレイクできず、安値または高値をブレイクしたら継続です。
「改・三種の神器」は何が変わる訳ではありません。転換だけではなく、反転と継続もある。
それを理解しておくと、より「三種の神器」有効に機能すると思います。
もう一つ、今回40EMAを加えました。20EMAと40EMAが離れている間は継続。この2本が収束
してくるまで利食いはだめ。チキン喰い防止用です。これってEMAのパーフェクトオーダーの状態
なので当たり前のことですが、つい、波の上げ下げに翻弄されて利食うことありますよね。そんな時に は
20EMAと40EMAの開き具合いを見て下さい。また、離れている時に急落、急騰でこの2本を貫いてきたら
一旦戻しますが(指標などの場合は別)、反転・転換が近いサインかもしれません。
さらにもう一つ、レートと20EMAが大きく乖離した場合、時間足を一つ二つ短期にして、V字の反転
で利確するのも良いかも、リバウンドで含み益を減らすのは辛いですからね。入り直すときは、
出来るだけ20EMAに寄ったところから入りましょう。エントリー直後の逆行を防ぐためです。
チャートの図解が少し見づらいかもしれませんが、役に立てば幸いです。
直近の中央銀行の決定はマーケットに大きく影響を与えています、細かい決定ではなく、大局が変わるような決定には終始耳を傾けたい直近の中央銀行の決定はマーケットに大きく影響を与えています、細かい決定ではなく、大局が変わるような決定には終始耳を傾けるようにしたい。
トレード力を向上させるトレードノートの書き方皆さん、明けましておめでとうございます🎍
新しい年が始まったということで、今年一年の目標を新たに考えたり、昨年のトレードへの取り組み方を振り返ったりする方も多いのではないでしょうか。
今回は、特にビギナーの方向けに、効果を高めるトレードノートの書き方とノートに書く項目の例をシェアしたいと思います。
何をどのように書けば良いのかわからない方や、毎回三日坊主で終わってしまうという方、いまひとつトレードノートをつけるモチベーションが湧かない方々にとっては書く動機付けにもなると思います。
■トレードノートの重要性
トレードノートを書く重要性は以下の二つに集約できるでしょう。
1.トレードの分析
トレード時の相場をどのように捉え、どのように判断したのかを振り返ることで問題点と改善すべき点を可視化することができます。
トレード後に振り返ってみたら、何でこんなところで入ったんだろう?と思った経験はありませんか?
冷静に分析、判断していたつもりでも、実際の行動はそうではなかったということはよくあります。
行ったトレードが自身のルールや何らかの根拠に基づくものなのか、またトレードを行う中で何らかのミスをしたかどうかを検証することができます。
2.トレード手法の評価
特に自分の取引ルールを構築している過程にある場合は、今の取引ルールに何らかの改善が必要なのか、またはそもそも使い続ける価値のあるものなのか、一定期間のトレード結果と照らし合わせることで評価を行うことができます。
■書くときのポイント
実際にノートをつけるときには、以下の3つのポイントを意識することをお勧めします。
💡ポイント
・PDCAサイクルを意識
・どのようなデータを取りたいかに応じて項目設計
・スクリーンショットは必須
■実際の項目例
上記のポイントを踏まえ、実際の項目例をいくつか紹介したいと思います。
✅なぜエントリーしたのか?
このトレードは自分のルールや手法に基づいたものなのか、または一時的な感情に突き動かされてしまったトレードなのか、エントリーした理由を明確にすることは、トレード実施前の思考プロセスと判断を見直す機会にもなります。
✅このトレードでの狙いは何か?
このトレードでは相場のどのような動きを狙ったのか、エントリー理由と合わせて振り返ることでトレードのプランを評価することができます。
例えばレンジブレイクひとつ取っても、ブレイクの1波目を狙うのか、ブレイクしてから押してきたところの押し目買いを狙うのかでプランは全く変わってきます。
狙いがないということは計画がないことになるので、感情的なトレードや、チキン利確、または利益確定の目標も損切り位置も曖昧でただ何となくというというトレードになってしまいがちです。
✅結果
これは説明不要ですね。
✅計画利益·損失·リスクリワード
損切り位置、利確目標を、トレードする商品に応じてPipsや金額で記載。
✅実績利益·損失
実績の利益·損失を、トレードする商品に応じてPipsや金額で記載。
計画と比較することで差異分析が可能です。
✅リスクリワード(実績)
勝率とリスクリワードはトレードで利益を出すための車の両輪です。事業で言う損益分岐点に該当しますので、しっかりとモニタリングすべき指標でしょう。
✅このトレードで良かった点は何か?
これは僕がおすすめする項目の一つです。
トレードって学習中もそうですし、実際のトレードも一人で行う完全孤独なプロセスですよね。(横に張り付いて教えてくれる人がいるなら別ですが。)
学校や会社であれば、先生なり上司が正しい方向にガイドしてくれ、また良い成績、良い仕事をすれば褒めてくれます。この褒められるという経験が勉強や仕事における自信に繋がってくると思うのですが、トレードにはこれがありません。
なので、始めたばかりの時や上手くいかないうちは自分がやっていることが正しいのか、間違っているのか判断がつかず迷ってしまい、自信を失ってしまうことが多いと思います。
だからこそ、トレードで正しく振舞うことができた場合は、自分で自分を褒めてあげることが大切です。
人は褒められると脳内でドーパミンが放出され、幸福感に包まれることがわかっているそうです。ドーパミンは快感ホルモンとも呼ばれているので、脳はその快感を再び得ようとして頑張ろうとします。つまり気持ちが前向きになってやる気が出てくるので、正しく振舞えたという小さな成功体験とともに自信に繋がってきます。
自分のトレードに自信が持てる、これは良いことでしかありませんよね。
どんな小さなことでもいいから自分で自分を褒めてあげる。ぜひ試してみてください。(本当に何も良い点がない場合はダメですよ···)
✅次のトレード以降で改善すべき点は何か?
一つのトレードにおけるPDCAサイクルの最後のステップとして、将来のトレードで改善すべき点や自分がよくする間違いに対する対策を考えます。
トレードノートも継続して書いていくと、自分のクセみたいなものが見えてきます。そうした良くない傾向が見えてくればそれらをやらないようにすることで負けを減らすことにつながり、結果として成績を向上させることに繋がります。
✅感情の記録
トレード中の感情の記録も効果的であるとよく言われます。これはひとえに、感情がトレーダーに誤った判断を行わせ、ルールを破り、馬が人参を追いかけるように相場を追っかけてしまうからでしょう。
トレードの執行時に恐怖を感じた。それはなぜか?ポジション保有中はずっとそわそわしていて落ち着かなかった。それはなぜなのか?
トレード時の感情を振り返ることは、なぜそう感じたのかを考えるヒントを与えてくれるでしょう。
✅確信度合い
これも上記の「良かった点」に続くおすすめです。
確信度合いとは、行ったトレードに対してどれくらい自信があったのかの記録です。
これは自分がそのトレードに自信があったとして、それが実際の結果に統計的にデータとして結びついているものなのか、もしくは単なる思い込みなのかを計る指標になります。
例えば10個の勝ちトレードがあったとします。そのうち7つのトレードは確信度合いが高かったものであれば、そのトレーダーのマーケットの見方や分析は、(その人にとって)かなり適切なものであると捉えられますし、確信度合いが高い時だけトレードを行えば良いと自身を納得させる指標にもなり得ます。
自分がやっていることに対して自信があるかどうか?
言うまでもなくあった方が良いですよね?
その自信をデータとして可視化するための項目がこの確信度合いです。
■トレードノートをつけるためのツール
さて、皆さんはトレードノートをどのようにつけていますか?
エクセルでまとめている、何らかのアプリを使用している、もしくは手書きでノートにまとめているなど様々だと思います。
こんな方法やツールでやっていますというやり方があれば、ぜひコメント欄👇で教えてください。
ちなみに僕はNotionというタスク整理のWebサービスを使っています。
上で紹介したような各種項目と当時の環境認識の状況などをスクリーンショットと一緒に保存でき、かつ簡易な集計も行えるため非常に便利です。データが一元管理できる上に動作もサクサク動くため快適です。